ニッキーシックスに渡った一台のライカ

カメラマンという仕事は、当然ながらカメラが生活の一部、いや、大部分となる。 そのカメラがデジタルに移行して、既に10数年が経つ。 同時に、古い、昔ながらのフィルムカメラが注目を集めてるのは時代の反復か? 自分の場合は、20代の頃から古いカメラが好きだった。 2015年2月に、モトリークルー日本ラスト公演が行われて、まずは神戸に向かった。 ニッキーシックスも古いカメラが好きなので、神戸公演前にプレゼントとして、「今まで本当にありがとう」の意味を込めて、中古のライカにロシア製のレンズを付けてプレゼントした。 ニッキーがその時、子供がオモチャを与えられた様な目をして喜んでくれたのを今も忘れられない。 「俺はカメラマンで、あなたもカメラマンだろ?だからこれは友情の印だよ」と伝えた。 それから、約2年が経った先日、ふとインスタグラムを覗いたら、ニッキーがあの時プレゼントしたライカを載せていた。 「ああ、大切に持ってくれてるんだ」と感激しつつ、コメントを入れたらタグ付けしてくれた。 自分の友人で、日本有数の写真家の友人が言った言葉がある。 「ライカは人と人とを結びつける不思議な力がある」


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